出発前の、最後のひと仕事
航空券も宿も取った。予定もだいたい決まった。残っているのは荷造りだけ。
適当に詰めてスーツケースを閉めると、何か足りない気がしてくる。でも、何が足りないのかがわからない。
ネットで誰かの「海外旅行 持ち物リスト」を開くと、たしかによくまとまっている。ただ、それはあくまでその人のリストだ。自分は持っていないものや、今回の旅には要らないものも、けっこう混ざっている。
チルワリでは、スーツケースに入れるものにひとつずつチェックをつけていく。全部にチェックがつけば、ひとまず安心できる。
迷ったら、まず質問に答える
「何を持っていくか迷ってる?」を押すと、チルワリがいくつか聞いてくる。預け荷物はあるか、旅先で何をするか。街歩きなのか山歩きなのか、仕事もあるのか。子どもや高齢の家族と一緒なのか。
答えなくても先に進めるが、答えるほど、今回の旅に合ったものをチルワリが選んでくれる。行き先と日付から、その時期の気温の目安もわかる。10月の台湾と1月の北海道では、選ぶものがまるで違ってくる。

チルワリが選んだものは、2つに分かれる。
- 自分の持ち物:「持ち物」に登録してあるもののうち、今回使うもの
- あると便利:まだ「持ち物」にはないが、今回は要りそうなもの。持っていくことにしたものは、「持ち物」にも追加される
チルワリには、シーン別のセットも用意されている。今回の旅に合うセットがあれば、その中身も「あると便利」に並ぶ。持っていくかどうかは、自分で決めればいい。

機内持ち込みと預け荷物
飛行機に乗る旅なら、リストは「機内」と「預け」に分かれる。モバイルバッテリーのようなリチウム電池は、預け荷物には入れられない。チルワリはこうした航空会社のルールに合わせて、アイテムごとの情報をもとに、機内と預けに自動で振り分けてくれる。

機内持ち込みのリストには、1リットル以下の透明なジッパー付き袋の項目も入る。液体の容器は1本100ml以下。詰め替えて持っていくなら、名前に容量を入れておくといい。「洗顔料 75ml」と書けば、袋の合計容量に加算される。

リストにないものは、自分で足す
チルワリのセットだけで、いつも旅行に持っていくものが全部そろうとは限らない。足りないものを自分で追加しておけば、次の旅からは、それが要るかどうかもチルワリが判断してくれる。
名前を入れて「名前から選ぶ」を押すと、機内か預けか、液体かどうかをチルワリが自動で入力してくれる。違っていたら直せばいい。
メモも先に書いておくと、荷造りのときに楽になる。私はドライヤーに「対応電圧100-240V」と書いている。電圧の違う国に行くたびに、変圧器が要るかどうかで迷わずに済む。

いつ持っていくかも、メモに書いておける。私のスキンケアセットは長旅のときしか持っていかないので、メモは「1週間を超える旅行のときだけ」。チルワリは旅の日数と見比べて選ぶので、5日間の旅行なら外れて、10日間なら候補に入ってくる。ちょうど1週間くらいだと、チェックが付かずに並んでいたり、外した物のほうに入っていたりする。あとは今回の旅に要るかどうかで、持っていくか決めればいい。
次の旅は、一から準備しなくていい
自分だけのセット「マイセット」も作れる。今回の荷物を「台湾出張」として保存しておけば、次の台湾出張ではそのセットを読み込むだけで済む。季節やシーンごとにマイセットを作っておけば、忘れ物もしにくくなる。
「持ち物」もマイセットも、見えるのは自分だけ。同行者にも見えない。

帰りの荷造り
旅先で買ったものやもらったものも、持って帰らないといけない。
旅が始まった日から、「パッキング」画面の一番上に「帰りの荷造り、始める?」が表示される。増えたものを追加すると、「持ち帰り」のマークがつく。「詰め直す」を押すとチェックが全部外れて、行きと同じリストでもう一度荷造りできる。

最後にリストを見直して、抜けがなければ、ひとまず安心。
(正直に言うと、電動歯ブラシの充電器をホテルに置き忘れる前に、この機能を作っておきたかった)
