レシートが来て、誰かが「ちょっと記録しとくね」と言う。
スマホを出して、割り勘アプリを開く。日付、カテゴリ、支払った人、通貨、誰に分けるか、どう分けるか……入力欄がずらっと出てくる。
指が数秒止まって、最後にひとこと。
「まあ、ホテル戻ってからでいいか。」
その記録は、たいていそのまま忘れられる。
「ホテルに戻ってから」が、来ない
記録そのものが難しいわけじゃない。フォームが宿題に見える。入力欄が多いと、その場では誰もやりたくなくて、つい後回しになる。
いちばんいいのは、払ったその瞬間に残すことだ。スマホをポケットに戻したら、その瞬間はもう過ぎている。ホテルに戻る頃には疲れていて、次の日は予定でいっぱい。支出は少しずつ薄れて、最後には消える。漏れる支出は、だいたいこの流れだ。
面倒くさがりなだけでもない。入力欄が多すぎる。壁を下げれば、払ったその場で記録できる。
1件残すだけなら、思ったより簡単
チルワリが先にやるのは、とりあえず1件残すこと。最初から完璧に埋めなくていい。その場で、まず1件。
旅行グループのホームで、さっき食べたものをタップ。これでカテゴリは決まり。開いた記録ページには、チルワリが最初から入れておく。「全員で割り勘」「あなたが立て替え」。

あとは金額を入れて、送信するだけ。これで1件残る。メモはいらない。この記録は、もう消えない。
慣れてきたら、記録のあとでサブカテゴリをタップするだけ。名前はすぐ「朝ごはん」「ランチ」「夜ごはん」に変わる。自分でメモを書いてもいい。まずは速く。詳しくするのは、あとでいい。

平均割りがちょうどいい場面
この「金額だけ入れる」やり方は、最初から平均割りと決めている場面にぴったり。たとえば、こんなとき。
- みんなで囲む食事。大皿料理、鍋、焼肉。みんなでつつくものだから、誰がひと口多いかなんて数えない。
- みんなの出費。ホテル、レンタカー、ガソリン代。もともと全員で使うので、平均で分けるのが自然。
- こまかい出費。タクシー代、駐車場代、みんなで買ったお菓子や夜食。細かく分けると、かえって面倒。
こういうとき、品目まで細かく残す必要はない。金額が残っていれば十分。入れて、送る。それくらいがちょうどいい。
同じレシートでも、やり方は2つ
その日に、どこまで残したいかで選ぶ。
さっと1件記録する
分ける相手も支払った人も、チルワリが先に用意する。あなたは金額を入れるだけ。10秒で記録できる。相手や支払った人を変えたいときも、サブグループをワンタップで切り替え。よく使う操作は画面に出ている。
ただし:残せるのは合計金額と名前で、細かい品目までは残らない。
レシートを読み取る
レシートを撮る → AIが品目を読み取る → 内容を確認・修正 → 保存。うまくいっても30秒ほど、結果のチェックも要る。でも、料理ひとつひとつ明細まで残したいなら、迷わずこっち。
強み:品目まで残せて、明細が漏れにくい。
品目まで気にしないなら、さっと1件。明細まで残したいなら、レシートをスキャン。その日に欲しいほうを選べばいい。
記録は、旅のついででいい
記録のために旅の時間を削らなくていい。その場で2タップだけ。細かいところは、あとで気が向いたら整えればいい。整えなくてもかまわない。
次の旅行では、あなたが「ちょっと記録しとくね」と言う番かもしれない。そのときは、その場で残せる。

